タイヤホワイトレター PCX150
これまで乗ってきた車はすべてタイヤにホワイトレターをしてきました。もちろんPCX150にも施工します。
必要な道具・材料
巷ではホワイトレターといえばポスカなどの白ペンやスプレーを使って既存のロゴをなぞるものがほとんどですが、自分のやり方は素材を直接貼り付けるステッカー方式です。
ペン方式は「大変、デザイン自由度なし、1週間で変色」と作業に時間がかかる割には微妙な見た目カスタムですが、ステッカー方式は「楽、デザイン自由、長期間変色なし」とこれまでの問題をすべてクリアしたホワイトレター大好きっ子にめちゃおすすめの方法です。
作業に必要な道具と材料は以下となります。
- デザイン作業PC
- デザイン用ソフト
- プリンター(モノクロ、A4以上に対応していればOK):Canon PIXUS TS3330
- コピー用紙:APRIL 高白色コピー用紙 PAPER ONE A4
- デザインナイフ:OLFA アートナイフプロ 157B
- カッターマット:PLUS カッターマット A3 300×450mm
- スプレーのり:3M スコッチ スプレーのり 55
- EVAシート (1-3mm):軟質EVAシート 2ミリ
- タイヤステッカー用接着剤:GIBSON タイヤステッカー接着剤
- 弱粘着テープ:3M スコッチ 表面保護用テープ #331
- マスキングテープ:3M マスキングテープ 18mm×18M
- ジャッキ:WEIMALL バイクジャッキ
デザイン
まずはレタリングするタイヤの直径とリム径を調べます。今回は純正タイヤを使用するため公式諸元を確認しました。 調査した結果、「フロント: 100/80-14、リア: 120/70-14」でした。この情報から直径を計算できます。
PCX150 純正タイヤ直径 ※実測値ではありません。
- フロント: φ515.6mm
- リア: φ523.6mm
8mmほどリアが大きいですが、大した差はありませんね。前後とも同じデザインに出来そうです。
次に実車から大まかなタイヤの形状を確認します。自動車と違いバイクは傾けて曲がるため、タイヤのサイドウォール部分がかなり狭いですね。 実物がまだ無いのでここでは実車画像から大体の幅を確認しました。後で実車確認するのでざっくりとします。
ここまででデザインするに必要な情報がそろったので、これらの情報を元にデザインしていきます。
回転時の動作確認もできちゃいます。 youtu.be
デザインしたレターは1部印刷しておきました。
まだ実車が納入されていないため、ここから先は文字だけで記載しておきます。届き次第更新予定。
実車合わせ
印刷しておいたレターを実車のタイヤに合わせ、ズレが無いことを確認します。もしズレがあったらデザイン原本を修正し、ズレが解消されるまで調整していきます。
カッティング
最終校正が完了したデザインを必要数と位置合わせ用に反転したものを1枚印刷します。今回はトライアングルデザインなので片面3枚、4面あるので合計12+1枚印刷となりますね。
もしデザインが小さくて印刷用紙に複数個記載できるのであれば枚数を減らすこともできます。
印刷したものをEVAシートにスプレーのりで固定し、ざくざくとデザインナイフで切りぬきました。
位置合わせ用の反転印刷の上に、弱粘着テープを粘着面をこちらに向けて置きます。もし粘着面よりデザインが大きければ、弱粘着テープを重ね合わせるようにすると幅広にできます。 そして、切り抜いたEVAシートを位置合わせのデザインに合わせてそっと置いていきます。これで貼るだけの状態になります。
貼り付け
センタースタンドとジャッキを使って両輪を宙に浮かせます。タイヤにテンションが掛からなければいいのでほんの少し浮かすだけでOK。
タイヤの貼る位置に目印を付けます。今回はトライアングルデザインのため120°ごとに3か所目印を付けました。
あとはタイヤステッカー用接着剤をデザインの裏に塗り広げ、タイヤの目印にそってぬちゃっと付けます。30秒ほど押さえておくとほぼ固定されるので、手を離してマスキングテープで何点か留めておきます。
上記の作業を繰り返し、3時間ほど置いたら完成!